こんにちは。
プロデューサーの木村です。
6月7日(火)のメンテナンスによるアップデートにて、召喚石「黒麒麟」の調整を実施させていただきます。
それに伴い、実施内容並びにその意図を事前に説明させていただきます。
召喚石「黒麒麟」の調整内容について
● 召喚石「黒麒麟」について、編成にひとつだけ装備が可能な「装備制限召喚石」に変更
本調整に伴い、メンテナンス時にひとつの編成に「黒麒麟」が複数装備されていた場合、ひとつだけになるように、編成から外す対応を実施
気になるのはフレ石で使えるかどうかですね。
ツチノコやバブ石など装備制限石はフレ石設定できないので黒麒麟がどうなるか気になります。
● 召喚石「黄龍」「黒麒麟」のエレメント化時に獲得できるアイテムを追加
▼黒麒麟
・エレメント化を行った際に手に入るトレジャーとして、「黒麒麟のマグナアニマ×1」を追加
・過去に「金剛晶」「グラン クラブハウス」「グラン ベーコンチーズ」「ウマ娘産にんじん」を使用していた黒麒麟をエレメント化した場合、使用した個数の「金剛晶」を、「黒麒麟のマグナアニマ×1」の代わりに獲得
※なお、これらの仕様に関しては後日実装を予定しているため、実装までの間は黒麒麟をエレメント化できないよう一時的に仕様変更▼黄龍
・エレメント化を行った際に手に入るトレジャーとして、「黄龍のマグナアニマ×1」を追加
※「黄龍」は装備制限召喚石には当たりませんが、「黒麒麟」と対になる召喚石であるため、エレメント化を行った際に手に入るトレジャーをあわせて追加
これは貴重な黄龍・黒麒麟マグナアニマを入手しやすくなるので有り難いかもです。
● 以下のクエストにおいて、敵の特殊技の一部効果やフィールド効果を削除
クエスト 調整対象 調整内容 神撃、究極の竜HL 特殊技「完全なる破局」
特殊技「ビッグバン」特殊技から弱体効果「召喚不可」を削除します。 ダーク・ラプチャー(HARD) 特殊技「ゴフェル・アーク」 特殊技から弱体効果「召喚不可」を削除します。 狡知の堕天司 フィールド効果 「召喚石を召喚した際に味方全体のアビリティの再使用間隔が延長する状態」という効果のフィールド効果を削除します。 天上征伐戦
『紫の騎士』
PROUD+特殊技「紫天の槍」 特殊技から弱体効果「召喚不可」を削除します。 天上征伐戦
『幽世に堕ちたエキドナ』
PROUD+
特殊技「トゥ・マザーアース」 特殊技から弱体効果「召喚不可」を削除します。 天上征伐戦
『黄金の騎士』
PROUD+
特殊技「黄金の意志」 特殊技から弱体効果「召喚不可」を削除します。 天上征伐戦
『白騎士』
PROUD+
特殊技「白虹の決意」 特殊技から弱体効果「召喚不可」を削除します。 天上征伐戦
『ケルブ』
PROUD/PROUD+
フィールド効果 「召喚石を召喚した際、味方全体に召喚不可が付与される状態」という効果のフィールド効果を削除します。
ルシ、バブ、ベリアルは難易度が相当下がります。
特にベリアルで召喚でアビ延長されるデメリットがなくなるのは大きいですね。
調整されるマルチには含まれないのですがスパバハは現在共闘野良だと水が黒麒麟召喚連打して残り10%を削り切るというムーブが定着しているので黒麒麟石の装備制限変更は影響大きいです。
水だけに頼るわけにはいかなくなるので他の属性も10%以降の削り力が求められますし、10%以降の削りが弱い土剣豪は敬遠されそうです。
共闘野良だと難易度が大分上がりそうです。
召喚石「黒麒麟」の調整意図について
今回、このような調整を行う決断に至ったのは、これからのグラブルを作っていくうえで「黒麒麟」をとりまく以下の問題点を解決するためです。
①「黒麒麟」の存在によって戦略の多様性が失われること。
黒麒麟は「味方全体が即座にアビリティ発動可能」という強力無比な効果を持っています。単に強力なだけでなく、黒麒麟は敵の「試練」や「予兆」といったギミックを突破するための「最善手」になりうることが多く、ゲームにおける「遊び」の多様性を妨げてしまう要因になりかねません。
グラブルは、おかげさまで多くの騎空士の皆様に遊んでいただいています。楽しみ方も人それぞれだと思いますが、運営としては例えば高難易度クエストにおいて以下のような体験を提供したいと考えています。
・編成やキャラクターを強化してコンテンツをクリアする
・敵のギミックに対する解決手段を模索して、戦略の多様性を楽しむ
・敵のギミックや自身のキャラクターを理解し、限られた時間で状況ごとの最適解を判断するという適度な緊張感を楽しむ
・上記それぞれ、もしくは全てを達成したうえで、攻略できた時の達成感を得る
これらの体験を最大化するために、黒麒麟が「全ての最善手」となりうる状況を放置できないと判断しました。②アップデートを重ねるたびに、ゲーム全体へ与える影響が甚大になり、今後のアップデートの足枷となっていくこと。
黒麒麟はその性質から、キャラクターが増えれば増えるほど相対的に強力になっていく召喚石です。
加えて、黒麒麟が実装された2016年当時の環境では想定されていなかった強力なアビリティの実装や、クエストの数や種類も増えるにつれ、ゲーム全体へ与える影響が大きなものになってきました。
そのため、「黒麒麟の影響」を常に考えながら新たなキャラクターやクエストを開発する必要があり、新しいアイデアを実現する際の大きな足枷になっている現状があります。
黒麒麟の存在で大分歪んでいる部分があるのは事実なので装備制限石への変更は仕方ないと思いますが、もうちょっと早くやるべきだったなと思います。
あと、今回は一部マルチを調整していますが、黒麒麟の影響で無駄にアビ再使用不可が付いているキャラもいるので今後のキャラ調整ではそういったキャラに対する調整も行ってほしいです。
最後に
召喚石「黒麒麟」の調整に関して、「ダーク・ラプチャー(HARD)」や「神撃せし蒼き究極の竜」など、最難関となる節目のコンテンツを実装するたびに、何度も検討してまいりましたが、騎空士の皆様に与える影響を考えると、なかなか決断に至りませんでした。
しかしながら、皆様の応援のおかげで8周年を迎えたグランブルーファンタジーを、更に面白く、楽しさを体感してもらうゲームにするためには、目を背けてはいけない問題だと考え、今回の対応を決断させていただきました。
騎空士の皆様には少なからず既存のプレイに影響を与えてしまい大変申し訳ございませんが、皆様と共に歩んできたグランブルーファンタジーをこの先も共に歩むためにも今回の調整についてご容赦いただけますと幸いです。
また、今回のバランス調整にあたるご協力の御礼といたしまして、アップデート実施時、全騎空士の皆様に【宝晶石3,000個】を配布させていただきます。
運営一同、より騎空士の皆様に楽しんでいただけるサービスを提供できるように開発に努めてまいりますので、今後とも「グランブルーファンタジー」をよろしくお願いいたします。
「グランブルーファンタジー」
プロデューサー
木村唯人